アクアスキュータムの靴

アクアスキュータムの靴

1971年に千葉･鎌ヶ谷に最新鋭の設備を持った工場を設立し、世界のユニオンを目指していきます。ユニオン・ロイヤル社は、戦禍の跡が色濃く残る1952年に東京の葛飾区に誕生しました。この製法はAUG製法といわれ、Advanced Union Goodyearの略となっています。当時の名称はユニオン製靴という名前で、まだ小さい町工場だったそうです。

ちなみに、ロイヤル・ユニオンは他の有名ブランドですと、、クリスチャン･ディオールやシャルル･ジョルダン等のブランドとライセンス契約を結んでいます。ロイヤル・ユニオンが世界に通ずる靴を作っているのには優れた製法にあるのはいうまでもありません。

このように世界に通ずつ物作りをしているメーカーがあると、なんだか日本人として誇らしい気分になってきます。アクアスキュータムとライセンス契約しているのはユニオン・ロイヤルという日本の会社です。

やっぱり日本が世界に誇れるのは、「物作り」ですよね。堅牢なグッドイヤー製法を徹底的に見直す事により、重い・硬い・反りが悪いといった欠点をなくしています。アクアスキュータムとのライセンス契約に至ったのは2004年です。

数ある靴のメーカーからイギリスの靴メーカーを選ばずに日本の会社を選んだのは、親会社のレナウンの影響もあるでしょうが、ユニオン・ロイヤルの製品レベルが高かったからでしょう。イギリスにも沢山製靴メーカーはあるでしょうから、わざわざ日本のメーカーを選んだのは、よほど製靴のレベルが高かったからでしょう。

何気なく見たり、履いたりしているアクアスキュータムの靴にそういった日本の物作りの技術が根付いているのを忘れないようにしましょう。

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